オーラルフレイルとは?~予防と対策~

こんにちは!いちろう歯科・矯正歯科です! 
皆さん美味しく食事を楽しめていますか? 美味しく食事をするには健康な歯でいることがとても大切ですが、年齢とともにお口の中の状態は弱まってしまいます。
そのような状態を“オーラルフレイル”と呼びます。
 
今からでも予防は可能です!
どのような予防法があるかなどご紹介させて頂きます
 

フレイルとは?

“オーラルフレイル”の前にまず“フレイル”という状況について知っておきましょう!
フレイルとは、「加齢により心身が衰えた状態」のことです。

健康な状態と日常生活でサポートが必要な状態の中間を意味します。
高齢者において特にフレイルが発症しやすいことがわかっています。
 
しかしフレイルは、早めに対策を行えば元の健常な状態に戻る可能性があります。
フレイルに早く気付き、正しく治療や予防することが大切です。
 

オーラルフレイルとは?

 オーラルフレイルとは、噛んだり、飲み込んだり、話したりするための口腔機能が衰えることで、早期の重要な老化のサインとされています。

今からできる予防法 

人とよく話しましょう 

会話をすると舌の筋肉を鍛えることができます。
舌は食物を口腔内に留める、飲み込みやすい形にまとめて送り込みといった役割があるので鍛えておくことが大切です。
 
ご家族、ご友人と会話をしたり、歌を歌ったり、本を音読したりして声をだすことを意識しましょう♪ 
噛む力や舌の動きの悪化が食生活に支障を及ぼしたりする為、全体的なフレイルの前段階の現象として見られます。 

食形態や調理法を工夫してみましょう

老化による自然な衰えで歯や顎の力は少しずつ弱まってくるので、固くて弾力のある肉類や赤身の魚などは、どうしても食べにくくなってしまいます。食べにくい食物は、お口に入れやすい大きさ、形状にカットしたりして食形態や調理法を工夫しましょう! 

肉類 

1枚肉でも薄切りのものが食べやすいです。
脂身が多く柔らかい肉は
タンパク質が少ないので、なるべく脂身の少ない赤身の肉を選びましょう。
ひき肉も赤身のものがおすすめです。
赤身の肉は柔らかくてもよく噛んで食べる必要があるので、歯や顎の力が鍛えられます。
 

野菜類 

野菜類は加熱調理することで、生のものより食べやすくなります。
また、葉もの野菜は加熱調理するとカサが減って量が少なく見えるので、沢山食べられない場合はゆで野菜や蒸し野菜がおすすめです。
トマトやナスなど固い皮がある野菜は、皮が口の中で残りやすいので、剥くか切れ目を入れてから調理しましょう。
 

まとめ

いかがでしたか?日常の生活から予防できることは沢山あります!ぜひ今日から意識してみてください♪ 
ちょっとした気づきが重要になってきますので、当院での定期的な予防処置を受診しましょう!

 

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