赤ちゃんの頃からお口のトレーニングを!!

こんにちは、いちろう歯科 戸谷です🌼
赤ちゃんのお口のトレーニングとは?と思いますよね。
お口ぽかんや歯並びの乱れの原因は間違った舌の使い方や位置が関係しています。
いつ頃から間違った舌の使い方などを覚えてしまうのか、どういう風に予防をしていけば良いのかをご紹介していきますね!

妊娠中の姿勢から正しい姿勢で💺

妊娠期の母体の姿勢が崩れてしまうと、赤ちゃんにもお腹の中で姿勢が崩れてしまいます。その状態が続くと赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼします。
正しい姿勢のポイント☝
1,背筋が真っすぐなるように座ったり立ったりする
2,片足重心にならないようにする
お腹が大きくなると姿勢が崩れやすくなりますが、正しい姿勢を保つことで赤ちゃんへの良い発育に繋がります。

産まれてからお口のトレーニング開始!!👶

赤ちゃんの頃からお口のトレーニングなんてあるの?と思われると思いますが、実は哺乳がお口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングになっているのです。
哺乳の際に必要な吸啜機能(乳首を強く吸う機能)は生後1か月未満の時期に習得されると言われております。
哺乳はお口の周りの筋肉を総動員して行われる為、哺乳している時期は噛むためのお口の基礎体力を育てるためにとても大切な訓練です。
この機能を獲得することによって、お口の力を付け、正しい飲み込み方などを学習し、将来の歯並び予防へと繋げていくことが出来ます。

授乳時の姿勢🍼

母乳やミルクをあげる際のポイント☝
1,お母さんが楽な姿勢
2,赤ちゃんが乳首を加えやすい姿勢
3,乳輪が隠れるくらいしっかりと吸い付かせること(目安として赤ちゃんのお口が140度以上開き、下唇が少しめくれていること)
このポイントを意識してもらうことによって、赤ちゃんの頃からお口のトレーニングを行うことが出来ます。

離乳食を始めたら🍽

離乳食の与え方も正しいお口の使い方に大きく影響していきます。
スプーンの上に乗っている食材を上顎に沿ってあげてしますと赤ちゃん自身がお口を使って食べているのではなく、親が赤ちゃんのお口の中に食べ物を置いてくる感覚に近いため、しっかりとお口を使って食べることが出来ません。
正しいあげ方は”赤ちゃんのお口に対して真っ直ぐ入れ、お口を閉じたら真っ直ぐ水平に引く”あげ方です。
こうすることによって、赤ちゃん自身が唇を閉じて離乳食を食べることが出来るので、お口の力がついていきます。

まだまだ他にもございますが、小さい頃から悪い癖をつけないように予防していくことで、正しいお口の使い方を獲得しやすくなります。
当院では『口育』という育児支援プログラムがございます。
ご興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください😊

コラム一覧へ

ページの先頭へ戻る